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 日頃からのご支援に心から感謝申し上げます。
 皆様にご支援いただいている「ダンス規制法」(風営法)の改正をめぐり、ダンス文化推進議員連盟は6月18日総会を開き、議員立法として今国会への改正案提出を見送ることを明らかにしました。これに先立ち6月13日、内閣総理大臣の諮問機関・規制改革会議が、ダンス営業の規制緩和を盛り込んだ「第2次答申」を発表。同日、国家公安委員長が、秋の臨時国会に改正案を提出するため、有識者会議を警察庁に設け、議論を始めることを表明しました。
 「改正案」の内容については、紆余曲折が予想されます。私たちと皆様が心ひとつに掲げてきた「ダンス規制の撤廃」という方向に向け、一歩でもよりよい「改正案」になるよう、今後も社会的な議論と合意をつくり出すためがんばる所存です。変わらぬご支援を心からお願いいたします。

 また今年4月25日に大阪地裁は、「許可なくダンスをさせた」として摘発された大阪のクラブ事業者にたいし、無罪判決を言い渡しました(検察側が控訴中)。判決文のなかで許可が必要な「ダンス営業」を「性風俗秩序の乱れにつながるおそれが、単に抽象的なものにとどまらず、現実的に認められる営業」ときわめて限定し、圧倒的多数の健全なダンス営業に、そもそも許可の必要はないことを明確にしています。重要な司法の判断と考えています。

 今般、上記の情勢をふまえ改めて運動の原点を考えあうシンポジウムを計画しています。Let’s DANCE 署名の呼びかけ人のお一人でSalsa Swingozaボーカル・早稲田大学法学部准教授の岩村健二郎先生のご尽力により、早稲田大学で開催いたします。
 ご多忙のところ、また日程が押し迫ってのご案内で誠に恐縮ですが、バナーを拡散いただくとともに、多数のご参加を呼びかけます。

■題名 「風営法改正最前線 ダンス規制を考える緊急シンポジウム」(仮題)
■日時 7月8日(火)午後6時30分開場・7時開会
■会場 早稲田大学キャンパス8号館B101教室
    (東京都新宿区西早稲田1-6-1 東京メトロ東西線・早稲田下車)
■進行 第1部:「『ダンス営業になぜ許可が?』 どう見るNOON裁判判決」(仮題)
    第2部:「フリートーク『ダンスの現在そして未来へ』」(仮題)
■主催 早稲田大学法学部・岩村健二郎研究室
■協賛 Let’s DANCE 署名推進委員会 / Let’s DANCE 法律家の会

◎お問い合わせ先=弁護士法人・響(ひびき)内 Let’s DANCE 法律家の会事務局
 〒541-0045 大阪府大阪市中央区道修町2丁目2番6号 ウエムラビル5階
 電話06-6208-2341  FAX06-6208-2342