TALK LIVE後、署名ブースにてペンを取るオーディエンス

TALK LIVE後、署名ブースにてペンを取るオーディエンス

この子の世代に「自由なダンスシーン」を

この子の世代に「自由なダンスシーン」を

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京都市内で開催中の「ボロフェスタ2013」でTALK LIVE  session#1「聞きたい!知りたい!ダンス規制法・改正最前線」が10月26日開かれました。

「音楽とひとをつなぐ、音楽でひとをつなぐ」を合い言葉に12年目を迎えた同フェスタは、昨年も「ダンス規制法」のトークライブを実施。今年もトークライブに加え、Let’s DANCE署名ブースを設置しています。

トークライブは、パネリストに元NOON経営者の金光正年さん 、 西川研一弁護士(Let’s DANCE法律家の会事務局長・NOON弁護団長)、  ゆーきゃん(ボロフェスタ)さん、司会は飯田仁一郎さん(ボロフェスタ代表)。

飯田さんは冒頭、「NOON裁判とはどんなことが問われているのか」と問いかけました。

西川弁護士は、NOONが昨年4月4日午後9時43分、「許可なくダンスをさせた」として摘発をうけた経過と問題点について詳しく報告。裁判で、「ダンス」を規制することの理不尽さについて明らかにすることを強調しました。

議論は今年5月に提出した15万署名の国会審査の状況や、今後の見通しについてテーマを移しました。

西川弁護士は、衆参両院でいずれも採択・審査にいたらなかったこと、15万署名は先の国会で役割を終えたことなどを報告。金光さんは、「だから『署名なんてやってもムダや』ということではなく、15万人の思いがあったからこそ、ダンス議連が結成され政治を動かそうとしている」と語りました。西川弁護士は、「これからも『あとは政治家におまかせ』ではなく、バックアップする世論をさらに広げることが必要です」とのべ、第2次署名への支援を呼びかけました。

まとめの発言で金光さんは、「長年NOONでやってきたことは『風俗営業』ではない」と強調。「こんなおかしな法律は変えやんとアカン。おかしいことはおかしいと言わんとアカン」と思いを込めて訴えました。

島根県松江市から来たという女性は、トークライブ後さっそく署名ブースでペンをとりました。「回りの人たちにも、こんな法律のことや変えないといけないということを語ります」とのべ、署名用紙を持ち帰りました。

ボロフェスタ2013は27日まで。

http://borofesta.ototoy.jp/v/top/

(文責:事務局ニドラン・ケースケ)